17歳と9ヶ月の「ゆり」。
「ぼうこう移行上皮癌」と診断されたのは、2013年1月。
それは、「ゆり」12歳5ヶ月の時でした。
その後、約2年半の間、治療に通い続けるも、だんだん大きくなる癌に落胆しつつ・・・。
その内、おしっこがでなくなり、膀胱に針を刺して、溜まったおしっこを抜いたり、留置カテーテルを入れたり・・・。
あきらめかけた時のエコーで、手術可能と判断し、2015年5月、癌を摘出しました。
14歳10ヶ月の時の事。
大病を克服した「ゆり」。
その「ゆり」も、今ではもう、すっかりおばあちゃんです。
耳はほとんど聞こえず、目は、左は全然見えてなくて、右も、僅かにしか見えてないようです。
歯は1本もありません。
内臓はと言うと・・・、水腎症で、片方の腎臓は機能しておらず、膵臓や肝臓、心臓は、症状こそ無いのですが、検査値は基準値を外れています。
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腎臓・・・INDEXX SDMA:27(基準値0~14)
BUN:61(基準値9~30)
Cre:1.5(基準値0.5~1.4)
膵臓・・・リパーゼ:869(基準値137~721)
犬膵特異リパーゼ:1353(基準値<200)
肝臓・・・ALT:171(基準値18~93)
心臓・・・犬Cardiopet proBNP:1792(基準値<900)
===== 2018.3.18 血液検査=
「認知症」もすすみ、室内では、↓のように、クルクル回ることが多いです。

狭いところに入ると、でれなくなるし・・・。
また、聞き分けも悪くなり、コームを当てさせなくなりました。
食べ物は、流動食のような状態のフードをシリンジで与えますが、自分でも食べさせようとすると、こぼすことが多く、胸の毛が汚れがち。
それを、コームで取るにも限界が・・・。
でも、よく寝て目覚めた後は、気分も良いのか、↓「遊ぼう!」のポーズをすることもあり・・・
こんな時は、やっぱ、「ゆり」は可愛いナ~
と、実感します。

天気の良い日は、家の前のアスファルトに出してあげます。
庭は、地面の凸凹に、つまずいてしまうので、今では、フラットなアスファルトが、安全です。




この道は、大きい道から、引き込まれていて、我が家で行き止まりです。
周りは、ご近所さんが、途中、1軒あるだけの、開けた空き地。
この、40~50メートルの舗装道は、ほんの少し、下っています。







下りのせいか・・・行きはよいよい帰りはこわい
登りは・・・私が抱っこして、帰ります。


これが、今の「ゆり」の楽しみです。
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